アタマのひきだし

webプログラミング情報メモ

ターミナルで、キャプチャーの保存先を変更

Mac のスクリーンキャプチャーで、ピクチャーをとったときの話。ネット検索ででてきたこの方法を試すことに。ここのサイトによると、ターミナルで、次のようにコマンド入力するとよいとのこと。 情報元 :インフォラティ

① ターミナルに入力するコマンドは以下の通り↓

defaults write com.apple.screencapture location ~/Downloads

② 次にこのコマンド↓

killall SystemUIServer

① 元に戻すのには、以下の通り↓

defaults delete com.apple.screencapture location

② 次にこのコマンド↓

killall SystemUIServer

早速そのとおり、ためすと上手くいったので問題なさそう。自分は OS Ysemite ver 10.10.1 で試しました。いろいろと気になるコマンドが。1つ1つ分解して考えてみる。ここで「ディレクトリ」と書いているのは、Mac の場合、こちらが本来の言い方のようなので。 Window でいう「フォルダ」と同じことを言っています。

1行目の内容

■ defaults:コマンド

デフォルトのシステムにアクセスする。

■ write:コマンド

ログイン中のほかのユーザーにメッセージを送信。

■ com.apple.screencapture:スクリーンキャプチャーのデフォルト名?

検索かけたところ、こういう解釈だと思います。

■ location:?

英訳→ありか

■ ~:チルダ、ホームディレクトリのショートカット

Mac OS Xのディレクトリは、/(ルート)を頂点とする、ディレクトリ階層になっている。そして、マルチユーザー(いろんな人がMacを使える前提)でディレクトリ構造ができている。 そのため、頂点 /(ルート)のしたには、たくさんのディレクトリがあるが、その1つとして、User ディレクトリがある。その下に、各ユーザーごとのディレクトリが存在。その各ユーザー1人1人にホームディレクトリが割り当てられ、その割当は、管理者登録している、頂点のユーザーによってきめられる。

ホームディレクトリは~(チルダ)でも表現され、自分のホームディレクトリへのショートカットとして使われる。ちなみに、ターミナルで、$ cd コマンドだけ入力すると、自分のホームディレクトリ(〜)へ移動する。 複数のユーザーが使う前提で設計されているので、ファイル管理の問題もあがってくる。重要なファイルを他のユーザーに、書き込まれてしまっては困る。そのために、アクセス権限というものがある。

ファイルを⌘+ i で表示されるファイル情報、GUI上での表示

f:id:uno133:20141202223712p:plain

ターミナルで任意のディレクトリににコマンド、$ ls -l で

表示させたCUI上での表示

f:id:uno133:20141202223714p:plain

上のターミナルの情報で、先頭にある「d」は「ディレクトリ」を指している。先頭に「-」がある場合は「ファイル」を指す。種類は、ファイルとデリレクトリの2種。次の「r w x」はオーナーのパーミッション(権限)その次の「r - x」はグループ内でのパーミッション、最後の「r - x」がその他のユーザーのパーミッションとなっている。3つアルファベットで1組。それぞれ意味を持つ。 「r」は読み込み可能、「w」は書き込み可、「x」は実行可「-」があればそれは不可を意味する。

f:id:uno133:20141202223717p:plain

■ Downloads:ディレクトリ

ここにダウンロードしたファイルが、保存される。

2行目

■ killall:コマンド

プロセス名を指定して終了させる

■ SystemUIServer:GUIを扱うサーバー

人間とコンピュータとでは、直にコミュニケーションはとれない。そのため翻訳してくれる仲介役が必要。それが UI(User Interface)というしくみ。その種類は2種類ありCUI GUIと呼ばれる。

CUI(Character User Interface)とは、コマンド入力するだけの、コンピュータが誕生した、初期の画面、画面に文字だけ表示されている。Macユーザーならば、ユーティリティ内に入っている、ターミナルがそれにあたる。GUI(Graphical User Interface)こちらは、もっと感覚的に、視覚的にコンピュータを操作、いつも自分たちが使っている画面。

「サーバー」という、ワードがでてきたので、また調べてみる。サーバーとは、検索してみると、何らかのサービスするソフトウェアまたはハードで、ユーザーの要求にこたえる、というもの。種類もいろいろあり、ファイルサーバ、保管しているファイル(データ)の提供。プリントサーバ、プリンターへの印刷処理の提供。ウェブサーバ、ウェブページを構成するHTMLファイルや画像ファイルなどのデータの提供をするなど。

1つのMacにいろいろな役割をもったものが、共存、それぞれの役目をこなしている。仕事は分担し、他に影響を与えないようにしているとも言えるのではないだろうか。「Git & GitHub」でいう 「commit」 だったり、オブジェクト指向だったり。