アタマのひきだし

webプログラミング情報メモ

サーバ環境の構築

いま自分がやろうとしていることは「サーバ環境を構築」することなんだ。そのために、こういったしくみがあり、こういうことは必須になってくるのか。

そう据え直すことで情報どうしのつながりが見えてきました。まずその分野に対する、全体像を知る。つぎに全体像を支える、部分の情報、必須の部分を集める。全体像から、部分へ段階的に情報をしらべていくことで、情報どうしの関係性も把握でき理解が深くなると思います。それに、早い段階で「しくみ」がわかれば、情報に惑わされず、効率のいい収集ができるとおもいます。

今回の自分の場合だと、全体像は「サーバ構築」です。「サーバ環境を整えるには…?」ということで、図書館で本を借りてきました。サーバ環境を把握するのに参考になったのは以下の本です。

これらの感想は、自分のいまの知識でこの本がよかったなという感じで書きます。 ①、②の本は全体像の把握にパラパラ見た感じです。①のサーバに関する方がよかったかなと思いました。③の本についてはついばみ読みで、デーモンのことをここでは「サーバデーモン」と書いてあり、「サーバ用のプログラムはデーモンと呼ばれ…」という記述もありました。サーバ構築に関してのデーモンの位置づけが、理解でき納得。Amazonサイトでリンクが切れているみたいですね。。④の本については、ランレベルの解説部分など参考になりました。

ディストリビューションが違っても、参考になる部分、読み替えれば、理解できる部分があるのでDebianを使っていても参考になります。本によって扱っている項目が同じでも、書いてあることが違ったりするので、自分の気になっている項目、例えば「ランレベルについてはどう書いてあるかな」と本を替えて情報を抽出するのもいいかもです。

そのほか、本の読み方のヒント

「タダで本を読むには、図書館で借りる」です。

近所の図書館では、20冊まで2週間も借りられました。サーバ構築の理解が深まったのも、そこで借りた本のおかげです。穴場です!場所によっては専門書なども置いてあるはず。

「本は入門書からはじめる」

自分の場合だと「サーバ構築」ははじめてなので、初心者向けを選択します。探すキーワードとしては、「サーバ」「〜入門書」「よくわかる〜」などとタイトルに書いてあるものを探します。ただ本にも、「当たり」と「ハズレ」あるかと思います。

目安として、最初のページに「こういう読者を対象に書きました」いうようなことが書いてあります。そこに自分が当てはまれば、借ります。そのほか「どんな内容が書いてあるのか」を知るために、本の目次をみます。そのほか、著者の経歴、発行した時期などみて判断。 面倒だったら、とりあえず、キーワードに当てはまるタイトルの本を、片っぱしから借ります。

「本はつまみ食いで読む」

最初から読む必要はありません。必要な情報を得られればよしとします。大事なのはその本から「どんな情報を抽出したいのか」「どんな情報がほしいのか」という「目的」です。「目的」が情報を抽出する、エンジンになります。

自分がまったくその分野にたいして、初心者であれば、まず全体像の把握です。どういったことが必須なのか、目次を見たり、自分で質問を考える。たとえば「これがないとサーバ構築ができない、成り立たないものってなんだろ…」そういうこと考えながら、情報収集していくなど。

このあたりは難しい部分ですが、ヒントとしては「自分側に寄せて情報を集めていく」ことだと思います。または、いま自分の知りうる情報で、連想していく。サーバはネットに常時接続しているから「必然的にネットからのセキュリティは重要だよな」→「とりあえず基本的なセキュリティを設定しておくにはなにをしたらいいかな」と連想していくことで、「ポート番号を変更しておく」ということの意味に納得がいくかもしれません。

こういう本の読み方に変えたのは、速習セミナーを受講してからです。ご参考までに。

プロフィール - 速読法【園善博の速習】

続きは次回に…。