学習週 / vimの基本
「Vi」は、UC Berkeley の William Joy が作ったエディタ。UNIXで広く使用。「Vi」の改良版が「Vim」
vimの場所はどこ?
ここにある
$ cd /usr/share/vim
なぜ 「vi」 がいいのか
ハードディスクトラブルのときにも役立つ
vi はコンパクト、データ占有率が低い。システムがダウンしても、無傷の可能性が高い。レスキュー用にディスクを作り、viを仕込んで置くことも可。レスキュー用ディスクで立ち上げた場合など、vi の場合 /binディレクトリが生存、mountできれば使える。emacsは、/usr以下の諸々のファイルが生存していないと、動作に不都合。
モードで切り替えながら入力
主要な4つのモード
「ノーマルモード」 簡単な指示、テキスト削除、カーソル移動、コピー・ペーストなど
「ビジュアルモード」 テキストを選択するだけ
「挿入モード」 テキストを入力する
「コマンドラインモード」 様々な指示を行う。:w :wq :q!
いまどのモードだ?と迷ったら、「Esc」キーを押す。
「Esc」はノーマルモードへ戻る、入力モードをぬけることを意味。
「:q!」終了(保存しないで終了)
「:」はコマンドラインモードへの移行をVimに教えている。カーソルが一番下へ移動。
「q」は "q" という省略名を持つコマンド「quit」が実行。
「!」は強制的に実行、保存しないで終了を意味。
vim内の移動の方法
k j h l の4つのキーが移動になる。上下左右で覚える。上下→k j、左右→h lというように。 右手のみで入力可。